ニコライトは溶銑、溶鋼、非鉄金属の温度降下を長時間防止する場合に画期的な役割を果たす、軽量で無害な保温材です。
焼モミ、ワラ灰などを数回にわたり投与するといった作業の煩雑さ、異物の混入、集荷困難、発煙、粉塵の発生、輸送・貯蔵など多くの問題を解決し、40~60分以上の長時間保温を必要とする連続鋳造用タンディッシュ、取鍋内の保温に実績を重ねています。
ニコライトは溶銑・溶鋼・非鉄金属の温度降下を長時間防止する場合に画期的な役割を果たす軽量の無害の保温材です。
焼きモミ、ワラ灰などを数回にわたり投与するなどの作業性の煩雑さ、異物の混入、集荷困難、発煙、粉塵の発生、輸送、貯蔵など多くの問題を解決し、40~60分以上の長時間保温を必要とする連続鋳造用タンディッシュ、取鍋内の保温に実績を重ねています。
①緩燃性ですので保温効果が持続し、長時間保温を要する取鍋、連続鋳造用タンディッシュ内の溶湯の保温に最適です。
②粒状に加工し、粒度調整してありますので、凝集性がなく添加すると直ちに溶湯表面に均一に分散被覆し保温効果を上げ、また溶湯表面の酸化を防止します。
③発煙・粉塵の発生が非常に少ないので公害防止・作業環境の改善に役立ちます。
Al2O3・SiO2などの化合物
ニコライトと焼きモミを一方加熱し且つ炉内温度を恒温(本試験では1350℃)に一定時間保持し、これに要する消費電力を測定し、消費電力量の大小で保温を比較する。
消費電力が小さい程、保温性が優れている。
①取鍋に受湯後、直ちに本材を溶湯表面に投入します。添加量は溶湯ton当たり約0.5~㎏です。
②キルド鉱造塊の際に、鋳型内の押湯保温材として使用されます。その使用量は0.2~0.5㎏/tonが標準です。投入方法は鋳込み初期と中期に分割して投入する方法と鋳込み初期に全量を投入する方法とがあります。